2011年6月8日 ソルガムセミナーが開催されました。

2011/6/10

去る6月8日水曜日、弊協会では「米国産グレイン・ソルガムの新たな潮流」と題したセミナーを東京にて開催しました。会場には日本政府の食糧政策担当者、飼料原料の輸入や配合飼料製造にかかわる方々など、約50名の参加者が、米国産ソルガムの生産動向、家畜飼料としての新たな栄養学的知見、そして少ない水資源で生育するソルガムの環境メリットを中心に、現在、そして近い将来における米国産ソルガムに関する新たな潮流について、米国より招聘した講師による講演に耳を傾けました。さらに本セミナーでは、米国での将来のソルガム生産を振興するための研究開発や普及活動についても紹介しました。

グレイン・ソルガムはマイロ、あるいはこうりゃんとも呼ばれ、世界各地で主食、酒類醸造原料、そして家畜飼料として用いられている穀物です。ソルガムは比較的栄養源と水資源に乏しい土地でも生産が可能な植物で、今後の農業生産による環境負荷軽減のためにその重要性が増すと考えられます。アメリカ穀物協会では、今後も米国でのソルガム生産に関する情報提供を通じて、日本での米国産ソルガムの利用の促進に寄与していきたいと考えています。

sorghum seminar june 8 2011 024

参加者からの質問に答える講師たち

たくさんの方にお集まり頂きました。

たくさんの方にお集まり頂きました。

講演の資料をご希望の方は、アメリカ穀物協会までお問い合わせください。

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