DDGS情報 第30号を掲載

2013/12/25

ニュースレターのページに、DDGS情報 第30号を掲載致しました。

DDGS情報第30号の内容

本年最後のDDGS情報では、Journal of Applied Poultry Research最新号に掲載されたDDGSの色調と栄養成分の相関性に関する文献と、Journal of Animal Scienceに掲載されたDDGSの豚におけるDEおよびME価などに関する報告をご紹介します。

文献1は、トルコの研究者らが行っているものですが、トルコ国内で入手した様々なトウモロコシDDGSおよび小麦DDGS計15試料を用いて、NIRによる一般成分推定値、色差計による明度(L*)、赤色度(a*)、黄色度(b*)値と一般成分およびアミノ酸含量などとの相関性について検討しており、色差計による測定値と粗脂肪、粗灰分、粗繊維、NDF、アルギニン、ヒスチジン、リジン、イソロイシン、ロイシン、アラニン、グルタミン酸、グリシンおよびプロリン含量との間にはそれどれ正あるいは負の相関が認められるとしています。

また、文献2では、DDGSを含む各種のトウモロコシ併産物について子豚におけるDE、MEおよびリンの利用率等を測定結果が示されています。

【文献1】A. Y. Pekel ら:DDGSの栄養素の化学分析値とNIR分析値の相関性ならびに栄養素と色調の相関性 DDGS No.30-1

【文献2】O. J. Rojas ら:トウモロコシ、トウモロコシ併産物およびパン屑中の育成豚におけるリンの利用率ならびに可消化エネルギーおよび代謝エネルギー価 DDGS No.30-2

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