DDGS情報 第34号を掲載

2014/2/18

ニュースレターのページに、DDGS情報 第34号を掲載しました。

DDGS情報第34号の内容

今回のDDGS情報では、Journal of Animal Scienceの2014年2月号に掲載された豚用飼料へのDDGSの利用に関する文献をご紹介します。
この文献では、デオキシニバレノール(DON、米国ではボミトキシン(Vomitoxin)と呼ばれることもあります)に自然汚染されたDDGSを豚用飼料原料として利用した場合の発育等への影響と、その際のカビ毒対策資材の利用に関する評価を行っています。

なお、抄録中にも注記しましたが、トウモロコシ収穫時品質レポート 2013/2014 (https://grainsjp.org/cms/wp-content/uploads/9cb6b951c2ecce3aefa8118bdfe76291.pdf)によると、2013年度の米国産トウモロコシはDON含量が0.5 ppm以上の割合が2012年度に比べて若干高いものの、FDAの勧告レベル(豚とそのほかの動物で5ppm、鶏と牛で10ppm)を超えたサンプルは認められなかったとしています。

【文献】M. D. Asmusら:デオキシニバレノールを含むDDGSを配合した育成豚用飼料における2種類のカビ毒対策資材の評価(Evaluation of two mycotoxin mitigation strategies in grow-finish swine diets containing corn dried distillers grains with solubles naturally contaminated with deoxynivalenol)、Journal of Animal Science, 92, pp. 620–626 (2014)
DDGS No.34

 

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