DDGS情報 第66号を掲載

2015/6/30

ニュースレターのページに、DDGS情報 第66号を掲載しました。

DDGS情報第66号

今回のDDGS情報では、DDGSを30%配合した肥育後期の豚用飼料への抗菌性物質(リン酸タイロシン)と栄養再分配物質(塩酸ラクトパミン)を添加した場合の窒素や水の出納と、エネルギー利用率に及ぼす影響について検討した文献をご紹介します。なお、わが国では、リン酸タイロシンは飼料添加物として指定されていますが、添加できるのは哺乳期子豚用飼料のみとなっています。また、塩酸ラクトパミンは米国で 1999 年に豚用飼料への使用が承認されて以後、米国、オーストラリアを初め約20カ国で使用されていますが、わが国では今のところ飼料添加物としての指定作業は進んでいません。

【文献】C. M. Pilcherら:DDGSの配合で繊維含量を高めた肥育後期の豚用飼料に抗菌性物質と栄養再分配物質した場合の窒素・水の出納とエネルギー利用率(The interaction of fiber, supplied by distillers dried grains with solubles, with an antimicrobial and a nutrient partitioning agent on nitrogen balance, water utilization, and energy digestibility in finishing pigs)、Journal of Animal Science, 93, pp. 1124–1132(2015)
DDGS No.66

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