2016/1/26
ニュースレターのページに、DDGS情報 第76号を掲載しました。
DDGS情報第76号
今回のDDGS情報では、Applied Poultry Research誌最新号に掲載されているDDGSのブロイラーにおける給与試験に関する文献をご紹介します。本文献では粗脂肪含量が異なる3種類のDDGSを用い、その配合量を一般的なレベルとそれより高いレベルの2水準設定して供与試験を実施していますが、粗脂肪含量や配合量にかかわらず安定した発育成績や屠体成績を示しています。また、各供試飼料のMEは等価に設計していますが、設計に用いたME価はわが国の公定規格別表に示されている値より、それぞれ200 kcal/kg程度高めの値を用いていました。
【文献】W. A. DozierおよびJ. B. Hess:1~33日齢の雄ブロイラー(ハバード×コッブ500)の発育および屠体成績に及ぼす粗脂肪含量が異なるDDGS給与量の影響(Growth and meat yield responses of Hubbard × Cobb 500 male broilers fed diets formulated with distillers dried grains with solubles varying in ether extract content and inclusion rate from 1 to 33 days of age)、Applied Poultry Research, 24, pp. 436 – 450 (2015)
DDGS No.76