2016/8/19
ニュースレターのページに、DDGS情報 第85号を掲載しました。
DDGS情報第85号
今回のDDGS情報では、Dairy Science誌に掲載された乳牛に対して低脂肪DDGSを給与した場合の影響に関する文献をご紹介します。本文献では、粗脂肪含量が6.6%の低脂肪DDGSと、粗脂肪含量が12%のDDGSを乾物量で30%含む飼料を給与した場合の影響について検討していますが、低脂肪DDGSを利用することで、他のファクターには影響を及ぼさずに、これまで懸念されていたDDGS使用による乳脂率の低下を抑制できる可能性を示しています。
【文献】H. A. Ramirez-Ramirezら:低脂肪DDGSは乳牛における乳脂肪の低下リスクを軽減し、乳生産とルーメン発酵を改善できる(Reduced-fat dried distillers grains with solubles reduces the risk for milk fat depression and supports milk production and ruminal fermentation in dairy cows)、Dairy Science, 99, pp. 1912 – 1928 (2016)
DDGS No.85