アメリカ穀物協会 トウモロコシ輸出貨物品質レポート(2012/2013年)

米国トウモロコシ輸出貨物品質報告書の概要をまとめたスライド(日本語)がPDFにてご覧になれます。

アメリカ穀物協会 トウモロコシ輸出貨物品質レポート(2012/2013年)
アメリカ穀物協会本部から、米国トウモロコシ輸出貨物品質報告書の発表に関するプレスリリースをお送りします。以下は参考までの和訳です。

アメリカ穀物協会では、2012/2013米国トウモロコシ輸出貨物品質レポートを発表いたしました。2012年は厳しい干ばつに見舞われ、米国産トウモロコシの生産量が非常に低下しましたが、品質面では、主な品質ファクターにおいて2011年産より良好でした。2年目になるこの輸出貨物品質レポートは、米国から輸出されるトウモロコシの米国農務省公認サンプル採取と検査過程で集められたサンプルを検査した結果をまとめています。輸出サンプルでは、前年に比べ、重い容積重、低いBCFM、低い水分含量が得られ、高いタンパク質含量と低いデンプン含量、そして高い油分含量を示しました。
また、前年と比較してストレスクラックは少なく、平均ストレスクラック指数は低く、真の密度が高く、完全粒の比率が高く、さらに硬質胚乳の比率も高く、以上すべて、好ましい傾向にありました。マイコトキシンの検査では、5.0ppb以上のアフラトキシン、0.5ppm以上のDONを含むサンプルの比率は、ともに低く、すべてのサンプルがアフラトキシン20ppb、DONで5ppmの、それぞれFDAの規制措置レベルを超えていませんでした。
「海外の顧客に対する米国トウモロコシの品質に関する情報提供を強化するため、2011年からアメリカ穀物協会ではこのような品質レポートをシリーズで発表している。まず、収穫品質レポートは米国産トウモロコシが市場に入る前の収穫時の品質を調査し、そのフォローアップとして、4月に輸出貨物品質レポートを発表することによって、市場年度の初期に輸出されるトウモロコシの品質を調査する。この2種類のレポートによって、米国産トウモロコシの品質に関する情報をシステマチックに提供することができる。そのために確立したサンプル収集と検査のプロセスを通して、毎年調査を継続することによって、信頼性の高い一貫性のある米国産トウモロコシ品質データを、透明性の高い客観的な情報として提供していく」と、アメリカ穀物協会会長のドン・ファストは述べています。

米国トウモロコシ輸出貨物品質報告書(2012/2013年)のフルレポート(英語)はこちらからPDFファイルでご覧になれます。
Corn Export Cargo Quality Report 2012/2013 -English

 

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