2015/5/8
ニュースレターのページに、DDGS情報 第63号を掲載しました。
DDGS情報第63号
今回のDDGS情報では、搾乳牛に対してDDGSを多量に給与した場合の牛乳の風味への影響に関して調査した文献をご紹介します。米国では、過去に牛乳の異臭に関する消費者からのクレームがあり、DDGSの給与との関連性が疑われたことがあるようですが、本文献では、DDGSを25%まで配合した飼料を給与しても、牛乳中の脂肪酸組成への影響はあるものの、酸化臭等の発生原因となる懸念はないとしています。
【文献】E. D. Testroetら:DDGSの給与は乳成分には影響を与えるが酸化安定性には影響を及ぼさない(Feeding dried distillers grains with solubles affects composition but not oxidative stability of milk)、Journal of Dairy Science, 98, pp. 2908 – 2919(2015)
DDGS No.63