2021/8/31
ニュースレターのページに、DDGS情報 第108号を掲載しました。
DDGS情報第108号
今回のDDGS情報では、Journal of Animal Science誌の最新号に掲載された低温発酵低脂肪DDGSと従来の低脂肪DDGSを給与した場合の豚の発育成績および枝肉性状への影響について検討した文献をご紹介します。
供試した2種類のDDGSは、抄録にも注記したように、2014年および2018年に我が国の公定規格別表に収載されているものですが、これら2種類のDDGSを離乳後28日齢から出荷体重まで用いても、発育成績や枝肉性状には大きな差はない結果となっています。
【文献】D. A. Rodriguezら:低温発酵低脂肪DDGSおよび従来のDDGSを給与した豚の発育成績および枝肉の品質には違いはないが、両DDGSを配合した飼料をペレット加工すると飼料要求率が改善される(Growth performance and carcass quality are not different between pigs fed diets containing cold-fermented low-oil DDGS and pigs fed conventional DDGS, but pelleting improves gain to feed ratio regardless of source of DDGS), Journal of Animal Science, 99, (8)1–8 (2021)
DDGS No.108.pdf